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【映画『Academy アカデミー』特集】 芝居が好きというこの気持ちは、一生変わらないと思う


13. 俳優 /杉浦太陽さん


杉浦 太陽 Taiyo Sugiura
本名杉浦太陽(すぎうらたかやす)。
1981年3月10日生まれのA型。出身地は大阪府。
1998年テレビ朝日系ドラマ『おそるべしっっ!!音無可憐さん』でデビュー。
2001年毎日放送系ドラマ『ウルトラマンコスモス』で主演、一躍スターダムに。
それ以降、映画、テレビ、舞台、実弟杉浦太雄との音楽活動、写真集を出版など、幅広く活躍している。

特技はマリンスポーツ、水泳。趣味はダーツ、スノーボード、ボーリング、釣り。免許・資格は、第4級船舶・危険物取扱・普通自動車免許・スキューバダイビング・情報技術検定2級。

2007年6月上旬公開予定映画『Academy アカデミー』に出演。同年春公開予定映画『0(ゼロ)からの風』にも出演。中京テレビ「旅はパノラマ」レギュラー。


気が付くと、彼の目に吸い込まれそうになる自分がいた。力強く、それでいて優しさに溢れたその視線――まさしく杉浦太陽という人の象徴。俳優という仕事を愛し、そのためにならどんなことでも挑戦する力強さ。そして取材中、常に周囲へ気を配るやさしさ。だが、6月上旬に公開される映画『Academy アカデミー』での彼は、それらとは全く違う一面を
見せている。まだまだ彼の引き出しには、我々が見たことのない俳優・杉浦太陽の魅力が詰まっているのだろう。


映画『Academy アカデミー』
出演:高橋マリ子 杉浦太陽 エリカ・バロン 
監督・脚本:ギャヴィン・ヤングス

6月上旬より、渋谷Q-AXシネマにてレイトロードショー他全国順次公開
http://www.prideone-entertainment.com/ACADEMY.html

【杉浦太陽オフィシャルサイト】
http://exbold.net/
http://skycorporation.co.jp/

1 . この役を経験することで、この先どんなことでもできると思いました


2007年5月公開のオーストラリア映画『Academy アカデミー』で、主演を果たした杉浦さん。
その『Academy アカデミー』で舞台となる学校は、オーストラリアで最も有名な芸術大学「VCA (VICTORIA COLLEGE OF THE ARTS)」がモデルになっている。才能豊かな若者が、地元のオーストラリアのみならず世界中から集まり、日夜優れたアーティストになるべく勉学に励む…その中で杉浦さんは、演劇科に所属する隆――勉強熱心で、日本人初のオスカー賞受賞を夢に抱き意欲を燃やしている若者――を演じている。そして、隆は「ゲイ」でもある。
「ゲイ」とは、ご存知の通り男性同性愛者のことである。当初は、配役は違う俳優に決まっていた。だが後日、タカシ役のイメージにぴったりなのは杉浦さんであると監督が判断、熱いラブコールを受け、急遽出演が決定した。


「はじめは抵抗があって、断りましたよ。ゲイ役には、僕にはまだ早いんじゃないかと(笑)。だけど、20代前半でこれを経験したら今後どんな役でもできる。そう考えて、出演することにしました。」
そして実際は、男性との濃厚なキスシーンなど、想像以上にハードであったそう。

「それはもう嫌でした。だから、まとめて撮影を1日で終わらせてもらえるようにしました。撮影後、『俺、がんばったよね?』ってずっと社長に言ってましたよ。唇が荒れていました(笑)」。
また、今回の映画ではセリフはすべて英語である。英語という部分で、困難な部分は非常に大きかったという。

「実は一番苦労したのが英語でした。僕、全然しゃべれませんから(笑)。監督と、発音の個人レッスンをしたりもしました」。
まさに杉浦さんにとって、映画『Academyアカデミー』は困難の連続であったといえる。ただその一方で、これまでにはないやりやすい環境でもあったと、振り返る。

「隆は俳優を目指す役なので、自分と共通する部分があり、役作りはしやすかったと思います。それに監督やスタッフが現地の学生で、みんな若かったので、とてもやりやすかったです。監督とは、役のイメージなどを何度も話し合って、役を作っていきました」。
日本での撮影では、年上の監督が多く、監督・スタッフとアイディアを出し合うシーンなどほとんどなかった。そういう点において、新たな経験、発見が多くあったと、杉浦さんは語る。

いずれにしても、『Academy アカデミー』は杉浦さんに俳優としての新たな要素を多く与えた事は間違いない。そしてそれは、作中の杉浦さん扮する隆に、凝縮されているといえよう。